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2009年4月発売
538頁
定価:本体16,000円
+税

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デザインは単にきれいな表現という仕事ではなく、現実的に正しく勝ち抜かなければ意味をなさない社会の芸術としての「生デザイン」である。思想の現在において吉本隆明は、戦後あくなき論争を勝ち抜き日本に自立可能な思想を築いたが、まさに自立のデザインを自己表出したデザイナーこそ河北秀也である。本書は、吉本隆明が思想論争を展開したその時代から、拡張する日本資本システムと真正面から向き合い、今もなお「生デザイン」を展開し続けている河北秀也のデザイン生成の物語を、河北デザイン作品図版300数点と楠元恭治の詩的論理で展開した叙情的イメージに満ちた本である。 |
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書籍内容 |
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まえがき
第1章 西欧性と日本性
第2章 民主主義教育と資本主義ライフ
第3章 地下鉄マナー・ポスター
第4章 亀倉雄策またはアートディレクター精神
第5章 マス・イメージ
第6章 ポップ・アート
第7章 帰らざる傘と日本グラフィックデザイン展
第8章 いいちこ以前
第9章 河北秀也デザイン芸術の哲学
第10章 いいちこデザイン
第11章 デザインの復権活動=いいちこ
第12章 デザインのテクノロジー
第13章 河北秀也のユーモア精神
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著者のことば |
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「言語にとって美とはなにか」を吉本隆明学の理念として捉える私のこの本は、同時代を感受しその疎外=表現として現実した理念の実践型としての生デザインとして河北秀也デザインを捉えたものです。
そして私は、河北秀也が、生デザイン体験の中で、映像と言葉で創られる《グラフィック(視覚)デザイン》の本質を 「イメージにとって美とはなにか」という主題のもとに展開していることを記述したのです。
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